ホーム お知らせ 小6~高1男性HPVワクチン接種費用助成事業が行われています

小6~高1男性HPVワクチン接種費用助成事業が行われています

2024年6月より江東区在住の小6~高1男性へのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン任意接種に対する費用を助成する事業が行われています。当院では自己負担なしで接種が受けられます。
また、令和6年6月1日~令和7年3月31日までに1回目の接種をしている高校2年生相当の男性につきましても令和8年3月31日まで2回目以降の接種の助成を受けることができます。

<予約方法>
当院受付もしくはお電話でのご予約となります(ワクチンの取り寄せが必要となるため接種希望日1週間前までにご予約ください)。

助成対象ワクチン4価HPVワクチン(ガーダシル®)
助成対象回数最大3回
助成対象者小学校6年生~高校1年生相当の江東区民の男性
(※高校2年生相当の男性につきましては、令和6年6月1日~令和7年3月31日までに1回目の接種をしている方のみ対象となります)
助成対象期間小学校6年生の年度の4月1日から高校1年生相当の年度の3月31日まで

予診票は以下のサイトから申請を行い、交付を受けてください。
接種当日は体温以外の項目を記載して、母子手帳と一緒に持参してください(体温は来院時に計測します)
HPVワクチン男性任意予防接種の助成について(令和6年6月スタート)|江東区
江東区HPVワクチン男性任意予防接種接種券および予診票送付依頼書


<HPVワクチンでできること>
子宮頸がんの原因の50~70%を占めるといわれているHPVの16型・18型に加え、4価のHPVワクチンでは尖圭コンジローマや肛門がんの原因となる6型・11型に対応しこれらの予防効果が認められています。
オーストラリアでは約80%、アメリカでは約55%の男性がHPVワクチンを接種しており、イギリス・カナダを含む59か国においては男性も公費接種の対象となっています(女性に対しては約170の国と地域で公費接種が行われています)。
HPVワクチン(子宮頸がんなどの予防ワクチン)- Know VPD!
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンこどもとおとなのワクチンサイト

<ヒトパピローマウイルスとは>
ヒトパピローマウイルス(HPV)とは主に性行為により性別を問わず感染がおこるウイルスで、遺伝子型は200種以上あります。感染してもそのほとんどは自然に治りますが、その一部は女性の子宮頸がんだけではなく、中咽頭がんや肛門がん、男性の場合は陰茎がんの原因となることがわかっています。また性感染症である尖圭コンジローマの原因でもあります。
そのため女性だけではなく、男性も自らの健康を守るためにHPV感染を予防する必要があります。
男の子とその保護者の方 | みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト
みんパピ!